体験がつながる
金融・MaaS・EC・情報銀行
各業界とのコラボレーション
現在、様々な業界でDXが加速し、オートメーション化、ロボティックス化が進んでいます。その一方で、業界や会社間の垣根を超えたデータドリブンな顧客体験の創造や情報に対する安全管理措置が急務となっています。弊社は「データドリブンな新しいライフスタイルをつくる」というミッションのもと、研究開発から得られたアイデア、ノウハウ、特許を活用したコラボレーションを積極的に行ってまいります。ユーザーが使い慣れているツールを連携させることで、金融/MaaS/EC/情報銀行等の業界が提供するCXのアップデートに貢献し、ユーザーの生活行動が変わる「利便性、お得、楽しさ」を提案。次世代のための持続可能な社会や都市づくりのため、スピーディーな実証実験ができるよう協力していきます。
実証実験について
BHIのエンジンを活用した実証実験が金融庁の「FinTech実証実験ハブ」支援案件に採択されました。実証実験は、1. 実験内容と論点が明らかであること (明確性)、2. サービスの実現によって我が国における利用者利便や企業の生産性の向上が見込まれること (社会的意義)、3. 実現しようとするサービスに革新性が認められること (革新性) 等が実施の要件となります。コンプライアンスや監督対応上の論点、法令解釈に係る実務上の論点について、個々の実験毎に庁内に担当チームを組成して継続的な支援を行うこととしています。

FinTech
カード利用明細にオンラインショップ購入の商品情報を付与
- 関連:
- クレジットカード
- 電子マネー
- QR決済
- 損害保険
- 生命保険
- 機能:
- 不正検知
- 家計簿
- 与信
- リコメンド
- 特許:
- 特許第6935964号
- 特許第6933870号
- 特許第6935964号
- 特許第7029211号
- 特許第7026427号
- 特許第7008381号
- 特許第7051179号
- 特許第7051176号
クレジットカードや電子マネーの利用明細には、店舗名等の一部情報しかありません。当社技術のご提供により、利用明細にオンラインショッピングで購入した商品詳細等の情報を付与させ、家計簿や経費をつける際の利便性向上が期待できます。また、利用者自身で不正決済に気づきやすくなる効果があります。EC店舗や決済会社側は、より詳細な商品情報を得ることで「フィッシング・なりすまし」等の不正検知の精度向上が期待できます。また、商品情報を活用した行動分析が可能となり、その時その場で必要な情報を提供できる新しい顧客体験を生むサービス展開が可能です。

Maas
移動手段や旅行パッケージを統合・リコメンド
- 関連:
- 交通
- 旅行
- 宿泊
- 飲食
- イベント
- 機能:
- 名寄せ・連動性
- リコメンド
- 特許:
- 特許第6495524号
- 特許第6816899号
- 特許第6845588号
- 特許第7026425号
- 特許第7011877号
スーパーシティやMaaS(Moibility as a service)、次世代の旅行や出張サービスでは、利用者の状況に合わせた効率性/経済性/快適性に応える様々な選択肢を提示するサービスが求められています。またカーシェアやライドシェア、シェアサイクルなど便利で簡単に利用できるサービスが新しく生まれています。当社技術のご提供により、新旧の多様なサービスを集約し、利用者の移動や外食、イベント、ショッピングなどの履歴を統合。効率的・経済的な選択肢を提示するだけでなく利用者にとって、より楽しい体験や新しい発見を促すような価値創造が期待できます。

EC
消費者の持ち物リストをまとめC2Cへの出品を簡略化
- 関連:
- ECプラットフォーム
- 旅行
- 宿泊
- 飲食
- イベント
- 機能:
- EC持ち物リスト
- EC取引履歴
- リコメンド
- 特許:
- 特許第6495524号
- 特許第6954707号
オンラインショッピングの購入経路は、大手ECだけでなく中小ストア、メーカー側のD2Cサイトなど様々です。結果的に履歴が各サービスに分散するため「モノ管理」は容易ではありません。さらには、C2C取引に代表される二次流通は日常生活の一部になりつつあり、サステナビリティ観点からも今後シェアを広げていくと予想されます。当社技術の提供により、消費者が保持している持ち物リストをまとめ「モノ管理」を手軽にし、ストア側のリコメンド強化やC2Cへの出品簡略化が期待できます。レシート変わりにもなるため、購入証明としても利用可能です。

情報銀行
業界をまたいだ商品情報の共通化、アノテーション
- 関連:
- 情報銀行
- 機能:
- 購買分析 (POS)
- 安全管理措置
- 要配慮個人情報の管理
- 名寄せ
- クレンジング
- 特許:
- 特許第6935964号
- 特許第6427850号
- 特許第6935964号
- 特許第6528297号
- 特許第6479950号
- 特許第7057606号
データドリブンな社会の実現に向け、安全管理措置を講じた情報の取扱は世界的課題になっています。また、ECでは商品やサービスの管理においても統一されてないため、商品名等に対して名寄せや表記揺れなどクレンジング処理が必要になる等、準備段階においてのデータ基盤側の課題も多いです。当社技術の提供により、法改正にも準拠した要配慮個人情報の取扱に関する安全管理措置を講じ、商品情報の共通化、アノテーション、業界をまたいだ商品購入の連動性把握が期待できます。カテゴリや会社名、ブランドが分類されたデータとして利用可能です。
機能リスト
安全管理措置 |
個人情報及び要配慮個人情報に関する完全管理措置
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EC持ち物リスト |
業界を横断したECで購入した持ち物リスト
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決済履歴との突合 |
クレジットカードや電子決済情報との突合による情報統合、情報付与
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名寄せ・連動性 |
異なる業界やストアによる表記揺れの処理、名寄せ処理、購買連動性を考慮したグルーピング処理
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不正防止 |
決済明細との突合による不正防止効果促進、与信管理
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リコメンド |
業界を横断した統合的なリコメンド 消費者視点の利便性や経済性を重視したリコメンド設計 商品フィードバックを活用したリコメンド設計
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広告評価・効果測定 |
Web/動画/タクシー・交通/デジタルサイネージ等の広告効果を測定
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